
私が所属するのは、産業用や商業用の「営業支援」を担当する部署。法人のお客さまが抱える課題を、技術面で解決するのが仕事です。私が行っているのは、主に『ナチュラルチラー』というガス空調機器の保守・メンテナンスと、お客さまへ省エネルギーに関するアドバイスをすること。ちなみに『ナチュラルチラー』は、病院・工場・商業施設などさまざまな場所で使われているため、多種多様なお客さまと関われる面白さがあります。また、東日本大震災以降、省エネへの関心がかなり高まっており、お客さまの建物や設備を点検してアドバイスをする『省エネルギー診断』の仕事も増加中。どれも直接実績につながる仕事ではないのですが、販売だけでなく、メンテナンスを含めたトータルサポートが大事ですよね。営業だけでは解決できない問題・要望が出てきたときこそ私たちの出番。お客さまとの信頼関係を築くのに重要な役割を担っているのです。
今の仕事は、実は大学時代の専攻とはまったく違う分野で、求められるのは主に建築・建物の知識。幸い、業務で分からない時は上司や先輩たちが自分の仕事の手を止めてでも教えてくれますし、資格取得の勉強を通じても知識が身につきます。もちろん、大学で学んだことがすべて無駄になるわけではなく、物事の考え方や効率化の視点などは役立つもの。仕事をすればするほど新しい知識や技術が身につく手応えがあるし、自分で身につけた知識やスキルをお客さまや営業担当に還元して「ありがとう」と言っていただけることが、大きな達成感になっています。
入社から半年が経った頃、チーム内では新しいプロジェクトが立ち上がったばかり。今まで蓄積されたノウハウを、誰が見ても使いやすいよう体系的にまとめていこう、というプロジェクトでした。私がそのメンバーになったのが、入社1年目の9月。8月の配属直後のことです。しかも、最初は一担当者だったのが、主担当を任せられることになり、自ら判断して進めていくことが求められるようになりました。正直、「チャンスだ!」と思いました。というのも、就職活動中から「仕事をするなら自分で考えて動かせるようになりたい。言われるがままやるのは嫌だ」と決めていたので、それなりのプロジェクトを自分で動かせる好機と受け取ったわけです。また、就職活動中から感じていた社風や、入社後に配属された部の雰囲気から、「困ったら助けてもらえる」ことはわかっていたので、安心してトライできました。
いざやってみると……苦労の連続。なにせ、チームのメンバーが担当している業務内容はおろか、仕事の概要さえも理解できていない状態でしたから。そこで、自分の素人視点を活かして、「どうすれば、誰にでもわかりやすいものが作れるか」という点で考えることに。上司や先輩に「こうまとめたらいいんじゃないか」という意見をどんどんぶつけ、アドバイスをもらうことの繰り返しでした。上司や先輩は常に、「どうしてそう考えるのか」「だったらこうしたらいいんじゃないか」と丁寧に対応してくれましたよ。数々の試行錯誤を経て、目標としていた年度中に完成。この仕事を通じて、仕事の考え方の基本を学べたとともに、アドバイスをもらうことで視野がどんどん広がりました。若手に仕事を任せるという土壌、困ったときやピンチの際は必ず助けてくれるという雰囲気も、プロジェクトを通じて実感。今後ますますチャレンジをしていく意欲に繋がっていきましたね。
現在の目標は主に二つ。「存在意義の向上」と「ガスの信頼性の向上」です。
前者は、ただ一人分の仕事をしているだけでは存在意義がないので、それ以上の場面で自分の価値を発揮したい、ということ。たとえば、業務の効率化やチームに役立つノウハウのまとめ、営業担当の方に技術知識を深めてもらう機会を作るなど、「吉田だからこそできた仕事・できる仕事」を作りたいですね。
後者は、仕事を始めて強く思うようになったことです。ガスは、病院、スーパー、老人保健施設など、本当にさまざまなお客さまが使ってくださっています。私の部署はお客さまと直接関われる仕事ですし、私たちの仕事ぶりが「ガスのイメージ」を作ることにも繋がるはず。お客さまにとっていい働きをすることで、ガスへの信頼性を上げていく。それを意識しながら、常に「自分らしい仕事」を生み出すことに打ち込んでいくつもりです。